何となくからだが重いです

　子供さんたちが大学に進学したことで、今まで狭く感じていた家が一気に広く感じるようになったようです。その広くなったところで、夫婦一緒の布団で寝られているようです。こうした状態がそれから先も続くことが何となく寂しいようです。

　それでも子供さんから、テニスの試合があると連絡がきたら応援に行かれているようです。テニスの試合ですが、屋外なので熱中症の心配をしながらの観戦になったようです。それと共に何となく体全体の疲労感が気になられて久しぶりに来られました。

　伏せた状態でふくらはぎを触ったら大声で「痛い!」といわれていました、その流れで肩を見たら「痛い！」の連発でした。それを踏まえて背面をしっかり解し、通常の施術をして仰向けで置鍼をしていきました。胸と左右の膝には<ラフマの敷布>をあてて、ゆっくりと温まっていただきました。

　久しぶりに来られてからだ全体が解れてきたのか、いい感じで一休みされていました。時間がきて置鍼を取って、先ずは気になった頭部と目のために<瀉血>をしました。それが終わったとき「頭のもやもやが取れました。これをしてもらえるので助かります」と嬉しそうでした。

　それから＜筋肉ケアー＞を手・肩・首にしていきました。何となく浮腫んでいたのがすっきりしてきました。次は足・腰の下半身に移りましたが「この軽さは何ですか」と天井に向かって足が伸びていました。一通りの施術が終わって「からだ全体がリフレッシュしたように軽くなりました。何となく疲れ、どうしたらいいのかなぁと思っていましたが、田久しかないと思ってきました」といわれました。

　久しぶりでしたし、少し話ができました。外は暑いし、室内の適温の中で仕事をさせていただき、皆さんが元気になられて帰られる姿を拝見できる私は幸せ者です。

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