背中が痛いですので

　娘の紹介で６０歳のダンスの講師の方が来られました。症状を聞くと「左の背中の肩甲骨のところが痛いのですが診ていただけませんか」といわれました。とりあえず<波動診断>で診ていきました。

　それなりに知っておられたようですが、こうした診断で施術受けたことはないようでした。図面を使って今日して欲しいところはということで診ていくと、言われたところで指が反応しました。
　それではということで、伏せた状態で足のふくらはぎを診たらかなり固く、その流れで肩のコリ具合を確認したら「痛いです」という感じでした。

　それではと<皇希水・リペアクリーム>を押し入れていくと「何でですか、そこを調整したら肩が楽になるのですか、こうした経験は初めてです」と次第に気持ちが乗ってきました。事前の調整でかなり解れたので伏せた状態で背面に置鍼をしていき、気になる左肩甲骨のところに多めに入れて、遠赤蒸しマットで一休みしていただきました。

　仕上げの置鍼として気になる一点から<瀉血>をしました。仰向けで顔の様子を見ながら気になる症状を聞くと「花粉症もあり、何となく眼が疲れている感じです」といわれたので、鼻のポイント・目のポイントを絞って<瀉血>をしていきました。
　頭部のブヨブヨ感も気になったので、この流れの中で処置しました。

　やはりそのようですねという感じの手当てができ「鼻がとおりましたし、目がはっきり見えます、頭もさっきとは違ってスッキリ感を感じます」と喜んでいました。

　施術終了後ダンスの指導に行かれたようですが「今日はありがとうございました。からだも頭もすっきりしました。無事にミュージカルの舞台稽古も終えることができました。またよろしくお願いします」とお礼のメールが入っていました。

　娘から大事なダンスの講師ですからとプレッシャーをかけられていましたが、喜んでいただけたことを報告したら「講師から、こちらにもお礼が来ていました」と報告がありました。
　いろいろな方たちがお越しくださいますが、一期一会を実践させていただきながら、緊張したり喜んだり日々愉しく過ごしていることに感謝しています。

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