来ていたつもりでしたが

　突然メールで「お久しぶりです、今日施術お願いできますか」と予約のメールが入りました。

　その時間に来られたので「元気にしていましたか」と聞いたら「それなりにですが、主人が元気にしていますかと聞かれたよ」といっていました。

「いつ頃来ましたかね」と聞かれたのでカルテを見た平成最後のときでしたので「４年は来られてないですね」「そうですね、自分的には何度か予約を入れたら、水曜日の休診日だったり、広島出張の日だったりで、自分的には来たという思いで過ごしていました」といわれました。

「今回の症状はと聞くと、肩から首筋、腰も重たいです」という報告を受たので、先ずは<皇希水・リペアクリーム＞を押し入れると「いつも思うのですが、そこをしたらなぜ肩の凝りが取れるのですか、自分がしてもそんなことにはなりません」と懐かしい言葉を聞きました。

　勤めている事務所が冷房が効いているのでそれなりに苦労されているようでしたが、皆さんそれに耐えて仕事をしているので贅沢は言えないと思われていました。施術しながら聞いていくと「更年期障害ではないかと思います」「女性のお勤めが無事に終わったのですね」と話しました。

　通常の施術から、仕上げの段階で<手のライン＞を使って、何となくくすんだ顔をスッキリして上げたかったので再度<皇希水・リペアクリーム＞を押し入れました。その時左手の二の腕が固いので「ワクチン接種されましたか」と聞くと「しました、それが何か」「左右の固さをみてください」と自分なりに確かめて「左手が固いです」といわれたので、そこを少し時間をかけて解しました。

　それをして顔を見られたら「あれっ自分の顔ではないみたい」と気持ちが乗ってきました。
「マスク越しで皆さんの表情は判りませんが、その素敵な顔を家族に見せて元気注入してあげてください」というと「よく言われていましたが、思い出しましたので努力してみます」と、来られた時とは別人になられていました。

　全てが終わり「からだ全体が軽くなりました、腰もいい感じです。頭の方は少しづつもやが取れてきている感じです」と、元気を取り戻されて素敵な笑顔で帰られました。

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