肩こり・腰痛・下肢だるいです
物静かな女性が入って来られたので「どなたの紹介ですか」と聞くと「いろいろな方に聞いていましたので、一度行ってみたいと思っていました」といわれました。
職業欄に看護師と書かれていましたので、聞きますと「訪問看護師をしています」といわれました。初診ですから<波動診断>で診ていくと、どこが弱いということではなく、全体的に疲れていました。
看護師ですし「Оリングご存じですか」と聞くと「知りません」といわれました。本人的にはそれで何が判るのですかという感じでした。先ず肩の凝りを確認したらかなり固いのですが、それが何ですかと感情を押し殺しての対応でした。
それではと、私は<皇希水・リペアクリーム>をふくらはぎに押し入れて肩の感触を聞くと、先ほどの固さが解れていますし、普通なら「なんでそこをしたら肩が楽になるのですか」と喜ばれます、この方は「伏せた状態ですから良く判りません」という報告です。左右に押し入れて、尻押しから調整を始めましたが「楽になったかどうかこの状態では判りません」という感じで施術が進みました。
訪問看護師という方の仕事柄、嬉しいとか楽になりましたという言葉を聞く機会がないから、いつの間にか明るい言葉、表情を忘れてしまったのかと思いました。そうした状態で仕上げの段階で<手のライン>を使って、手から首・肩・顔の調整をして、手鏡で見ていただきましたが「上を向いたこの状態で顔が上がったかどうか良く判りません」と笑顔も見せずでの施術が終わりました。
最後に大鏡の前で看護師らしく状態を観察していましたが、ようやく「顔が上がりすっきりしていますね。姿勢も何となく良くなっていますね。こんなことでこんなことが出来るのですか」と最後まで笑顔のない、言葉かけもかけ違いで一通り終わりました。
最後に<波動診断>で診ていくと、はっきり手の感覚は違っていましたが、それを言葉として出されませんでした。最後に「仕事柄喜びということは少ないかもしれませんが、今あなたが体験されて=それだから判りません=という言葉を、もっと楽しい言葉に変えられたらいかがですか」と伝えました。
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