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永久の眠りに入りました (7)

           永久の眠りに入りました (7)

 ぐっすり眠れたのでスッキリ起きれましたが、今日の行事はお通夜までの長丁場になるので、ぐっすり休んで宜しくねという気持ちが伝わってきました。

 遺体の方はドライアイスで何カ所かは冷たくなっていましたが、当てられてないところは硬直もなく一晩立ちました。朝は仮祭壇の前で、泊まってくれた娘家族と一緒に般若心経を上げました。

 帰天した日が9月10日の金曜日の朝の用意をし終えて一段落した時、状態が急変したという招集がかかり、末っ子が運転する車で駆け付けて死亡時間が10時19分でした。潮の干満時間を後で調べてみたら=満潮が終わり干潮に移り始めた時間=だったようです。

 自然の流れに上手に乗って「みんな宜しくね」という心遣いを改めて知ることになりました。
 葬儀場に運ばれた遺体は祭壇の前に安置されました。葬祭場の経費等は長男と和尚が全て担当してくれていましたので、喪主は宜しくねという気持ちだけで一連の流れを見守るだけでした。

 考えてみたらお通夜が土曜日、葬儀の日が日曜日ということは、関係する皆さんにかかる負担を少しでも軽くしてあげたいという配慮を感じました。コロナの中ですから、基本的には家族葬ということに設定しました。妻が産んだ子供五人と孫が10名ですからそれなりのスペースが用意されていました。

 亡くなったと知らせたら極度に落ち込む兄弟の処には、従妹を通じて知らせたようです。
「亡くなったことを言うか言わないかはあなたに任せます」と指示をしたようです。棺桶に入っている姿を見て、声を掛けていた人たちがおられましたが「こんな表情は見たことがありません」と驚いていました。

 飛び立つ鳥は後を濁さずといわれますが、昭和20年の3月1日の酉年生まれというのも、なかなかのことだと思い「アンナはすごい」とつい言葉が出てしまいました。

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