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永久の眠りに入りました (5)

         永久の眠りに入りました (5)

 東京から帰った来た末っ子は今日何処に泊まるかと迷っていました。長女が「アナタはここに泊まって何か急変があったら、お父さんは免許返納しているからアナタが運転して病院に行って欲しい。明日の朝の食事は一応私たちが作っているので、卵で何か作ってあげて欲しい」といわれて、父親と末っ子が何年振りか別々の部屋で一緒に寝ることになりました。

 末っ子は緊急の電話で帰省したので、着替えがないので私の就寝後にコンビニに下着等を買い物に行ったようです。時間は経過していきましたが、緊急の呼び出し電話もなく、何となく朝を迎えました。娘たちが作って冷蔵庫に入れて帰った食事と、息子が作った目玉焼きで朝食を済ませました。

 依然して病院からの電話がなく、事態の推移は不安定の安定を計っているのかと思っていました。
 9時半頃に一度今の状態はそれなりにと連絡が入りました。それが終わるやいなや「病状が急変しましたので直ぐにお越しください」と電話が受付の長女のところに入ったようです。泊まっていた息子に連絡が来たのか、治療室にて静かに座禅をしていたら「お父さん、ばーちゃんの様態が急変したので病院に行くよ」といってきたので、その子の運転で病院に駆けつけました。

 長女が「あなたは和白に泊まって急変に対処して欲しい」といわれた状態で事態が動き出しました。病院に駆けつけてICUの部屋に駆けつけたら、医師が待っていました。その時器械の表示は全て稼働してなくて「お亡くなりになられた時間は10時19分になります」といわれました。

 前日皆でお参りした時「明日は初孫の綾乃の月命日やけど、まだ連れていかんとよと頼もうか」といいながらでしたが、その日に迎えが来てしまいました。
 その数字を考えてみたら9月9日は重陽の日として陽の数字が並び、明けて10日のテン・天になり天国に、19分でいくよと語呂合わせができました。

 それに立ち会って兄弟たちに一斉連絡をしました。
「遺体は今から器具等を外して安置所に移動しますので、そこでご遺体と対面してください」といわれました。処置が終わる頃には兄弟が皆揃って遺体を待っていたら、間もなく霊安室に届けられました。

 

皇法健康所

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