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永久の眠りに入りました (4)

       永久の眠りに入りました (4)

 しばらくしたら付き添いの長女から「検査の後に具合が悪くなって、病院でも歩くのが困難でした。和白で失神して、心肺停止状態で病院に向かいます。病院から帰っての急変ですから、直ぐに対応してもらっています」と一報が届きました。

 立ち会った娘二人は医師に「母の気持は延命治療を望んでいませんので、そのことを了解していただき治療をお願いしますとはっきり意思表示をしました」から一斉メールが入りました。
 医師としては「先ずは人工呼吸ができないので器具を付けていますが、腹水は抜く処置をするようです」と次の一報が入りました。

 私は仕事が終わり、長男と一緒に面会に行きました。担当医が娘たちに言っていたよりもかなり厳しい状況だといわれました。娘さんが「延命治療を望まれなかったので、人工呼吸器で処置しています。呼吸が一旦停止したので脳からの指示がスムーズにいってないようです」との報告を受けました。

 遠方からですが、顔色も出ていましたので担当医に「宜しくお願いします」といっておいとまして帰りました。面会の最期は具合が良くないというメールを受けて、急きょ東京から末っ子が帰ってくるということで、筑紫野で法事をしていた次男の和尚が「自分が空港まで迎えに行って、病院で面会して帰りますから」と連絡が入りました。

 病院に行った報告兼ねて兄弟が寄ってくれましたが「何とも言えないが、おかぁさんのことや色々なことが無理なく無駄なくなるようなことを考えているのではないかな」という意見が一致しました。

 そこで私と妻が生んでくれた5人の子供が「天のご配慮がどうなっているのか、全て宜しくお願いします」と、祈念の礼拝と和尚の祈念の意味合いを含めたお経で、とりあえずは事態の推移を見まもりましょう」ということで、それぞれの家に帰っていきました。

皇法健康所

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