永久の眠りに入りました (3)
ソファーでは娘二人と私が手や足を揉んだり、サラサラの樹液シートを貼ったり、私は起死回生を願って<皇希水・リペアクリーム>を押し入れました。それを私は手のひらで混ぜて意識は朦朧だったと思いますか、唇につけられたそれをシッカリなめていました。
それをなめたので様子を見ていたら、何となく落ち着いた感じですが、呼吸するのがとても苦しそうでした。妻の様子から見たら「少し気分はいいがそれ以上に息が苦しいよ」と眼力を感じました。
予約のお客さんが4時に入るので、治療室にいてもらう訳にもいきません。とりあえず二階まで椅子に座っていただき運びましょうということになり、次女の介護士資格持ちが用意をしてくれました。ソファーから椅子に座るのも辛そうですし「バァちゃんガンバッテ」と声を掛けながら、一歩ずつ前に進みましたが、その動くことが辛そうでした。
なんとか治療室のドアー近くまで着いたら、呼吸がパタッと止まり、唾液がこぼれ始めました。直ぐに長女が救急車の手配をしたら会話の中で「呼吸はしていますか、脈は打っていますか」「どちらも停止しています」「それならばこれから送り出すリズムに合わして、心臓マッサージをして下さい」との指示と音に合わして、長女がそれをし始めてややしばらくして救急隊員が入って来られました。
それなりの応急処置をして、妻はタンカに乗せられて病院に運び込まれるので、長女と次女が付き添いとして車で追いかけました。
私は4時のお客さんが来られるぎりぎりの時間でしたが、今までここで緊急処置があっていましたという雰囲気も感じさせないように、その方の施術をさせていただきました。それをしながらいつ緊急の電話があるか気持ちは落ち着きませんでした。
来られた方は「前回していただいてとても気持ち良くなり、からだが軽くなりました」と嬉しい報告を聞きました。帰られるとき「次の予約をお願いします」といわれ、予約して帰られました。
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