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大切なからだの手入れ

         大切なからだの手入れ

 中学校の管理職の方が今までは子供さんのからだの調整についてこられ、自分は元気だと思われていた節がありました。しかし立場が変わると体が資本ということに気付かれたのか、月一回来られるようになりました。

 前回と比べて今回は浮腫みも取れていました。訴えられた症状は「頭がスッキリしません、指先がしびれた感じです」といわれたので、伏せた状態で体剖観察していくと右足が若干短く木性の肝・胆系統に疲れがたまっている感じでした。

 部活をされている時は大きな声を出すことが認められていた方で、それを通して厳しく・優しく指導されていました。故障した生徒を先ずは病院で検査してもらい、骨に異状がないと判ったら手を首掛け状態で何度も連れて来られていました。

 その気持ちをこちらも理解して何とか帰るまでには良くなって欲しいと施術をし、終わった時生徒の笑顔を見て「来て良かったやろう」という感じで連れて帰られていました。面倒見のいい方ですから、自宅まで送り届けることは多々あったと思います。

 今は管理職ゆえ大きな声は出せないでしょうし、言葉に出せないストレス的なものが溜まっているのかなと、本人が自覚されてこられたようです。

「今回もからだの固さは筋肉の疲れですし、それは木性の肝・胆系統の負担になります。声を出せないというストレスをどのように解消されるか、それは月一回のからだの手当てで上手に、心身を解すことに努めて行かれたらいかがですか」と話しました。

 その言葉が何か腑に落ちたのか「まずは自分が元気で、相手の思いを早く察してあげて、手立てを尽くしてあげることが大切なことですね」と反省と決意を込めた言葉を言われました。

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