右手親指がヤバイです
男性のバレエダンサー兄弟が先日来られ「久し振りに体が気持ち良く動けるようになりました」といわれて帰られました。
それほど日にちも経ってないのに、緊急の予約が入ったと受付から連絡がありました。何があったのか見当もつきませんでしたが、来られて直ぐに「右手の親指がぐちゅぐちゅと音がして、その後指が曲がりません」といわれたので「どうしてそうなったのか」と聞きました。
「バレエで男性が女性を持ち上げるリフティングの時、挙げるタイミングが悪かったのか、女性が少し重かったのか挙げたときに嫌な音がしました。痛いからといって放り出す出すわけにもいかず、何事もなかったかのように着地させて、最後まで踊りました」といわれました。
その行為は男性としての責任感からのしぐさだったようですが、その後からは親指が曲がらなくなって、次第に腫れてきたようです。後の片付けが一段落したので、直ぐに来られたそうです。
親指は曲げられず立ったままでしたが、とりあえず触ったら痛そうな表情でしたから<皇希水・リペアクリーム>を親指の付け根から、指先まで押し込みました。それをした後、本人は恐る恐る指を動かし「指が曲げられて、動かすのに痛みがありません」とほっとされました。
その後は通常の施術をしていき、仕上げで再度<皇希水・リペアクリーム>を押し入れて、気になる親指の付け根、指の第一関節周辺から<瀉血>をしました。その後遠赤グッツで少し軽く刺激を入れながら、屈伸・回転のリハビリをしました。
それをしているうちに本人の表情が解れてきました。
「親指を曲げてグーができます。これが不思議ですよね。あの状態で病院に行ったら検査されて、動かしてはいけないと固定されていたと思います。それをされたらバレエができないし、女性が心配されると思いますが、ここに来たので何ごとなかったかのように、こんなことがあったのよ。心配せずにいいよといえます」と喜ばれていました。
その後に来られた、バレエボールで足首ねん挫した中学生に「自分も中学時代バレエボールをしていましたが、今はバレエを踊っています。故障したときも、進路の岐路のときもここで色々手当てや指導を受けました。何かがあったら相談されたらいいですよ」と、後輩にアドバイスしている姿に成長の証を拝見しました。
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