旅立ちに立ち会い
お客さんの旅立ちに合われた方から
立ち会うことになった始めに、ご主人様が次に息子さんが 家内が母が、どうしても会いたがっていますので、 是非とも来て頂けないでしょうか?なんならお迎えにいきますので…と連絡がありました。
実は今病院はインフルエンザ対策で、全ての入院患者さんの面会謝絶になってます。
鳥取から帰ってこられた明くる日に行きましたら、入院病棟に上がるエスカレーターの前で看護師さんが病棟に入れないように立ち番されていて 結局入れて頂けませんで、解除されるのが未定と言う事でした。
ご主人様が「私達家族ではだめなんです、 お忙しいでしょうが家族だからと言って入ってきて下さい」と言われて勇気を持って行きました。
たまたまだれもいなくて当たり前のような顔をして、聞いていた病室に入りました 。病室に看護師さんがいらっしゃいましたが、病人さんとの触れ合いを見て何も言われませんでした。
それから毎日通う中ある日、後どの位かかりますか?と言われたので「すみません」と謝ったら「いえいえ終わられてからでよろしいですよ、今日はお風呂に入れてあげる日なんです」と いわれました。
「まあ~お邪魔してすみませんすぐ止めます」と言うと「それが終わるまで用意することがありますし、お待ちしますからゆっくりどうぞ手当てしてあげてください」とのいわれたので30分エネルギーを入れさせて頂きました。お互いにとって本当にありがたい事です。
このような話を主人に話しましたら「そこまで言って頂けるなら気の済むまで病院に行って上げなさい」といわれました。
それで「今朝も病院に行きたい」と申しましたら何も言わず「頑張って早くよくなって下さいと伝えて欲しい」といって下さいました。
病人さんにその伝言を話しましたら、うなずいておられました。
迎えの車に乗ってから忘れものに気付いたので病室に取りに戻りましたら、ご主人様がソプラノのオペラを聞かせて上げておられたので 「大好きな歌が聞けて良かったですね」と言うとにっこり笑って下さり、とても安らかな笑顔でした 、 もう悔いはありません。
良い思い出と共に、私の中で生き続けて下さると思います。
残念ながら今電話がはいりました。5日の18時50分に天に召されましたと連絡が入りました。
本日お互いに飲んだ皇希水が末期の水になりました。最高の出会いの中でのお付き合い、最後のお水が皇希水とは…本当にお幸せな方でございました。
(8日に故人の葬儀は終わられました。旅立ちに立ち会われた方から当日の様子は、音楽関係者方々のふるさとの大合唱で出棺でした。
甘ったれ屋さんで怖がり屋さんで寂しがり屋さんでしたので、火葬場までお見送りさせて頂きました。 ご家族の皆様も大変喜んで下さいまして ここまで付き添って頂き本人も安心して旅立った事と思います。感謝してもしきれません。)といわれたようです。
いろいろご指導等お世話になり、本当にありがとうございましたとメールが入りました。
それに対して
深い深いご縁の中で、最後に皇希水をお互いすすりあえたことで心落ち着かれての旅立ちだったと思います。
精一杯の手当てを通して色々と学ばれたことと思います。
別れたことは寂しいでしょうが、きっと故人の御霊が夢枕の中に立たれて、お礼を言われるのではないでしょうか・・
気落ちされると故人が心配されるでしょうし、気丈夫に人の心身の癒しをされる中で、今回体験されたことを諄々と語られることが、故人への弔いになるのではないでしょうか。
長い期間にわたり、旅立ち前の切羽詰まった厳しい時間での故人とのお付き合いご苦労様でした。
三焦経のホルモンバランスの引き潮の時間帯での旅たちですね。
本当にお疲れ様でしたと労いのメールを入れました。
鍼(ハリ)・整体・エステ 皇法健康所
定休日:水曜日・日祝日
住所:福岡市東区和白5-15-15
TEL:092-607-4710
お問い合わせは、こちらから