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大事な指を・・

         「ようやく来れました・・」と

 今年の夏休み以降、久しぶりに顔を見せられた教師がいます。

 部活は吹奏楽を担当されていて、学科は音楽の教師ですが、その大事な指を最近痛めたそうです。

 そのことを知ったのは、肩が凝っていましたので皇希水を使って事前の調整をして、伏せた状態で遠赤器具で温まってから、仕上げの施術に移る予定でした。

 そのとき「実は左手の中指を痛めて、教科の授業のときにピアノが弾きづらく困っています」といわれて<真っ黒にネイルアート>した指を見せられました。
「どうしたのですか・・」と聞くと「雨戸を閉めようとしたとき、何故か指を挟まれてしまい、気づいたら腫れあがり、時間が経過したら真っ黒くなってしまいました」


 職場に出て保健室の同僚に相談したら「あらまぁ・・ここではどうしょうもないね」といわれたそうです。
 自分としては相談はしたが、触って手当てしてもらうつもりもなく、カットバンを巻いて、中指を使わないようにピアノを弾いていたようです。

 その話を聞いたとき<義を見てせざるは勇なきなり>という気持ちが出てきて、本人も触られるのは痛いが、中指の手当てをしてもらうことを決意して申告されたと理解しました。


 触るのも痛かったと思いますが、中指の関節ごと、さらに爪周辺の快痛点を探して<瘀血処理>をしていきました。
 声も出さずにじっと耐えていたようですが、次第に腫れも減ってきましたし、指の屈伸ができるようになりました。

 全ての施術が終わり、中指を押さえたり、屈伸をしていましたが「触っても痛かったのに随分軽くなりました。これならば冬休み前の残り少ない授業でもピアノは弾けると思います」と喜んでいただきました。


 ご本人は仕事時間外の施術でしたから気を使われていましたが、私は痛い指をかばいながらこられたので、何とかいい状態で帰っていただいたことにホッとしました。




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