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大事なエースが・・

         大事なエースが突き指を

 中学校のバレーボール部の顧問をされている先生が、3ヵ月半ぶりにこられての第一声が「肩から首筋、さらに頭部にかけて凝り固まっています」といわれました。

 中体連中に奥さんが亡くなり、公私共に大変な時期を過され、49日の法要も終わり一段落されたようで、日頃元気な姿を見ている校長が「疲れているのかとても姿勢が良くないし、今日は早く帰りなさいといわれたので、それなら体をリフレッシュしようと思って来ました」と報告がありました。

 言われた症状の所の<瘀血対策>を入念にしてあげましたが、それが終ったとき「随分体が軽くなり、久し振りに体が軽く感じれるようになりました」と喜ばれました。


 新人戦前ですし「部活の様子は如何ですか・・」と聞きますと「エースが試合中ボールが親指に当たり、突き刺した感じで動きづらくなり困っています」といわれました。

「一度診せてください」といったら「放課後の練習をしていると思いますので、連れてきますので宜しくお願いします」といわれて帰られました。

 しばらくしたら生徒を連れてきましたが「以前きたことがあります」といわれたのでカルテを探すと、小学校のときに何度かこられていました。


 突き指の状態を診たら、少し腫れていて内出血があり、親指は曲げづらくなっていました。
 試合会場で顧問から、皇希水を押し入れてもらってテーピングをして試合には出たようですが、新人線前早めに手当てしないという思いから顧問に連れてきてもらったようです。


 以前こられたことがあるので、施術の流れは分かっているでしょうし、仕上げの段階で、内出血した親指の<瘀血対策>を入念にしました。

 それをしている時に迎えの母親がこられその様子を見ていましたが、子供さんが他の器械での施術に移ったときに、皇希水を使って手首の解れ具合、さらにふくろはぎに押し入れた時の肩の解れ具合を体験していただき、それがすんで歩いていただきました。

 母親が「体が軽くなりました」との報告を受けたので「帰られてからのケアーとして皇希水を患部に押し入れてください」とお願いしました。


 故障した本人は、全ての施術が終わり指の状態を聞くと「親指が曲がります」と嬉しそうに報告したので「少し試合は恐いかもしれないが、試合になったら忘れて思い切ってボールは打てるはずですから・・」といって見送りました。

 

 

 



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