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台風の置き土産

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 台風15号が久し振りに福岡付近を通過しましたが、台風の来る前の風向き、台風の目の周辺の状況、去った後の吹き戻しの風向きを、治療室の窓から見ていました。

 その中に名古屋からわざわざこられた方に、和白にて開所して以来初めて、停電の中で施術をさせて頂きました。
 電灯が点いていたら、目で見ながら指の感覚でツボを探していきますが、今回は指の感覚でツボを探すという体験ができました。

 台風が来る中で施術したときの感想は「何かもう少し・・死貸しそれが何か判りませんが・・」という感想でした。

 しかし、台風が去ってから天気が良くなり、青空が見えてきた状態で施術が終ったら「何かスッキリしました、何かいい感じです。頭がスッキリしなかった昨日の天候から、今日の明るい状況は体に大きく影響があるのですね・・」と感想を述べられました。


 東洋医学では風は肝臓に、熱さは心臓に、湿気は脾臓に、乾燥は肺臓に、寒さは腎臓に影響しますといわれます。

 特に木性の肝臓・胆のう系統の経絡は、頭部に多数のツボかありますから、風の影響を受けて頭部の気が滞り勝ちになります。

 土性の脾臓・胃系統に影響する湿気は、気を重くしがちですが、台風が去り天気が良くなってきたら、一気に回復する状態をまざまざ見せて頂き、体が調子が良くないということは、体が自然に順応できていない状態を、患者さんの状態から教えて頂きました。

 
 台風の被害はあちこち出ているようですが、台風が通過していく中で患者さんの施術を停電の中でしていくことで、日頃から指の感覚を研ぎ澄ました状態で施術することの大切さを体験できました。



鍼(ハリ)・整体・エステ  皇法健康所

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