随分元気に

　　　　　　　　　顔の表情がよくなられて

　前回来られたときは最悪の状態でした。

　先ずは一時間おきのトイレ行きで、寝た時には寝る間もない程にトイレ通いが続いているそうです。

　さらに耳鳴りが次第に酷くなり、耳を圧迫したり、叩いたりしているようですが、症状的には改善しない状態が続くので病院に行かれたが、薬を処方されるだけだったようです。

　それを服用したことだったのか、体のあちこちに痒みがでてきたので、皮膚科に行って手当てしてもらい、また薬をもらって痒みを取りたいのですが、それも一向に良くならないで、最悪の状態でこられました。

　頭では理解していても、心の切り換えもままならず、この苦しみは人には判りませんという精神状態でした。

　そのとき、体の施術もさることながら、心のケアーをしましたが、そのとき治療室の壁に掲げている<良寛さんの丁度いい>という額に収まっている文句に目が留まりました。

「病気を通してなにを学ぶかということですね」という言葉がでるようになられました。

　今回来られたとき｢ここで施術していただくと、トイレに行く時間が３～４時間は持ちます。さらにいつも不思議なのが、ふくろはぎを解していただいたら肩から首筋が解れます。これもマジックですね｣

　ご本人が｢病気になったことで色々と学ぶことができるし、多少耳鳴りがあってもいいではないか、これからの人生で皆さん方からいただいた精神的な負債をお返しし、病気になったことで色々と気づかしていただいたことがありましたと前向きに生きていくことを皆さん方にお伝えしていきたいと思います｣といわれている姿を見た時に、何か吹っ切れて強くなられた姿を拝見しました。

鍼（ハリ）・整体・エステ　　皇法健康所

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