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中体連が始まる

        中体連が始まる

 いよいよ中体連が始まりました。

 そうした中で「足を捻挫して試合に出場できないでいますが、その会場でそれなら和白に行かれたらいかがですかと勧められたので、昼過ぎにお願いできますか」と予約の電話が入りました。

 こられたときは、松葉杖をついて金具で固定されて、包帯を巻かれていました。

 包帯を解いて症状を見たら、それほど腫れてはいませんでした。


 様子を聞くと「バスケットボールのキャツプテンをしていて、会場の周辺をアップのためにランニングをしていたら側溝に落ちて、それで足首を捻挫したようです」

 それで病院にいって検査をしたら「捻挫だけで、骨に異常はない」という診断だったそうです。
 当然中体連の試合には出れないし「とりあえず足首を固定して様子を見ましょう」ということになったそうです。


 その結果報告を部活の顧問の先生に伝えにいくと「顔も見てくれないし、話も聞いてくれなかったそうです」

 キャツプテンとしてポイントゲッターの役目を担って、中学校最後の中体連に望むつもりが、捻挫してベンチで応援ということは、先生も考えられなかったことだと思います。


 捨てる神があれば、拾う神が・・

 松葉杖をついて歩いている姿を、バレーボールの顧問(はくり骨折の生徒を連れてこられた先生)が見られて「、メモ用紙に電話番号と和白交番の近くの皇法健康所・オーク鍼灸所と書いて、渡して下さったそうです。

 試合はベンチでキャツプテンとして皆を応援して、何とか試合に勝ったので、皆さんに後をお願いされてこられたようです。

 父兄の中で、何名かの方は知っておられ「きっと何とかして下さるはずですよ、試合前の生徒が良く訪ねていかれ、試合に出場できるようにしてくれるところらしいよ」といって下さったようです。

 固定されたことで、足首が回りづらくなっていましたが=捻挫三点セット=を駆使して、少しづつ解していきました。
 腫れも次第に取れてきて、しわが見えるようになりました。

 付き添いの母親は「キャツプテンの親として、皆さんにご迷惑をかけて申し訳ないことをしたが、今までとは違った試合の見方ができ、皆さん方と一緒に声がかけられて一体感ができました」


 施術が終わって帰られるときは、金具も包帯ものけて、片方の靴しかないので松葉杖をついて車に乗り込みました。

 車の誘導兼ねて見送りに出ましたが「随分足が軽くなりました。明日の試合には当日の様子を見て考えます」

 そのような言葉がいえるほど、足の状態が軽くなり、試合に出れそうな感じがでてきたのだと思います。



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