からだ全体が疲れています

　今年に入って初めて来られた方の第一声が「とにかく体全体が疲れています」といわれました。今まで息子さんが中学生でクラブチームで野球をしていたので、故障したらまず和白に来られて調整していました。母親はそれがとても楽しそうでした。

　新年度から公立高校の強豪校の野球部に入部されて好きなことをされていくようです。北九市では名門の野球部ですから、どれほどのことができるのかと興味もあり、心配もあるという感じでした。

　母親の状態は、子離れしないといけないか、もう少し私ができることで手伝いたいという思いを強く感じました。久しぶりですし<波動診断>で診ていくと、仕事での関連性もあるでしょうが、背面全体に疲れがたまっている感じでしたので<皇希水・リペアクリーム>を押し込んでいくと、次第に体が解れてきている実感は感じているようでした。

　事前の手当てがすんで、通常の施術をしていくと、久しぶりに自分のからだが解れてきた感じを確り持たれたようです。ポイント的に見てもその辺が何となく疲れていますし、自分で<皇希水>を押し込んでいるようですが、届かないところをどのようにされているのかなと感じました。

　一応解してから置鍼は背面にして<遠赤の温めセット>で、冷たくなっていたからだを温めていくといい顔色になってきていました。背面で気になるか所から<瀉血>をして、仰向けで顔の<整顔>と頭部からも同様の処置をしていくと、本人が納得するようなもの・色合いも「やはりそうでしたか」というものを見ていました。

　子供との対話も、高校に入ったらまた違ったものになるでしょうし、そうした成長は嬉しいが何となく親離れしていく姿に対してやきもちを焼いているのかなとも感じました。
　施術が終わりゆっくりと話ができましたが「子供の成長を楽しみにしながら、親としてできる応援をしっかりさせていただきます」という決意の言葉を聞くことができました。

　母親が「故障した時にくるところがあるというのが一番安心です」と、いわれる言葉が力強く響いてきました。私もその期待にそえるように、さらなる精進をしていきたと思いました。

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