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歩く楽しみに向けて(2)

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​​​​ 来られてすぐに「腰がなかなか伸びないですね」といわれました。86歳という年で考えたらいい感じですが、本人的にはこれでは歩くのが辛いとのことでした。

 その申し入れを受けて「今日は膝をもう少しまっすぐにしていきます、それとお腹を解して軟らかくしたら腰はそれなりに伸びると思います」と話しました。その言葉を聞いて嬉しそうにベットに上がり、仰向けの状態であとは宜しくお願いします」という感じになられました。

 膝を延ばすために<皇希水・リペアクリーム>を押し入れて、筋肉の解しをしていきました。それをしたことで、膝が少し伸びやすくなってきた感じを体感されたのか、嬉しそうな表情になられてきました。それが一段落したので頭部・顔・手と同様の処置をしていくと「頭をおさえてもらったら、とても気持ち良かったです」といわれました。

 顔を扱っていたら「この前目の手当てをしてもらってから、良く字が見えるようになりました。あのときしてもらった手当てが良かったのでしょうね」と嬉しい報告がありました。事前の手当てがすんだので、置鍼をしていきましたが、本人は「鍼が好きです」といわれるくらい、その段階に来たら話すこともなく静かに一休みされていました。

 顔にもう少し浮腫みがあるので、遠赤パットを鼻をはさんで左右に置きました。それをしたことで取り除いた時に<瀉血>の効果がそれなりに期待できる感じの状態になっていました。頭部のブヨブヨ感を含め、気になる数点のツボを左手の薬指で探して処置しました。

 腹部は遠赤グッツで解していき、今回の最終仕上げを膝を伸ばすことにしていましたので、温まって解れた膝の屈伸をしていくと、かなりいい状態でその手当てができました。膝の下に引いていた敷物を除けたら、足が伸びてベットの隙間がないほどに付いていました。

 施術が済んで、本人が「膝が伸びていますし、腰も伸びました」と鏡を嬉しそうに見ていました。
「この年でも手当て次第で伸びるのですね」といわれました。さらに「来週は昭和11年生まれの女子会があるのですが、この状態を皆に見てもらいます」と嬉しそうに話してくれました。

 

 

 

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