ねん挫した後が思わしくありません
教育大大学院に行かれている女性から「ねん挫しました、その後の経過が思わしくありませんので何とか診ていただけませんか」と沈んだ声で電話がかかりました。
来られたので様子を聞くと「少し走ってみたら、それでねん挫しました、病院に行って診てもらったら高校で陸上していた時に痛めたところのようですね」といわれて、固定されて、松葉づえ生活が一週間続いたようです。
それで経過が良くなったわけでなく、固定をとったら足首が曲がらず、歩き辛い様子が続くのでこれは和白に行かねばということで予約したそうです。本人に「あなた和白のド素人ですか、何で固定されることを選ばれましたか、今まで何年のお付き合いですか」と少し嫌味を言いました。
足首を診たら屈伸も回転もできないので、本人に「この固さをどうしたらいいのですか」と聞きました。すると「歩き易いようにしてください」「他所でした後の処理をするのですか、ここにきて先ずすることが先ではなかったかな」というと「そうでした」と述懐されていました。
気になる患部に直ぐに<皇希水・リペアクリーム>を押し入れて、屈伸・回転をしていくと少しづつ解れてきたので本人に「自分で動かしてみて」と指示しました。すると恐る恐るでしたが「屈伸・回転ができています、よかったです」といわれました。
こうした体験をしたことで、何かがあったら先ず行くところの順番設定に役に立つと思いました。
一応解して置鍼の段階で、気になるカ所に鍼を刺していくと、つぼにあたり「痛っ!」と声が出ていました。最終仕上げの段階で気になるカ所から<瀉血>をし、再度<皇希水・リペアクリーム>を押し入れて回転・屈伸をしたら、事前よりよく回るようになっていました。
その様子を見ていた母親が「なんで病院に行って固定され、松葉づえをついて歩くことを選んだのか判りません。こうして本人が自立していくいい時と考えて、今日は連れてきました」といわれました。
帰られるとき、確り足を踏みしめて歩いていましたが、本人は照れ笑いで帰られました。
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