仰向けで寝れません
アメリカにバレエ留学している若手が、休みも残り少なくなり離日が近づいてきました。帰国されてのバレエ発表会にも出て、今は弟の付き添いでお世話されています。
帰国を前にして、予約が入ったので待っていたら「腰が痛くて仰向けで寝れません、何とかしてください」といわれました。
バレエは腰が命ですし、どうしたのかと尋ねてみたら「おじぃさんが深い風呂入ったことで、足が上がらず出てこれなくなって、自分が入って持ち上げたことで膝や腰を痛めたのかな」といわれました。
何とか自分でケアーをして仰向けで寝たら痛くて眠れず、これは帰国前ヤバいと思って予約されてこられたようでした。
取り急ぎ<皇希水・リペアクリーム>をふくらはぎ・腰・肩に押し入れていき、硬直した筋肉を確り解していきました。膝が痛いといったので、そこには入念に全面に押し入れて、屈伸・回転でより馴染ませていきました。
それから通常の施術をして、仕上げで気になるところに多めの置鍼をして、遠赤ドームに入れてからだ全体を温めていきました。いつものことですが、その時になったらお任せの爆睡状態でした。目が開いたので気になる腰と踵から<瀉血>をしました。
その時に気を付けて観察したら腰のところに= 疲れた蒙色=が見られましたが、事前の手当てでそれが取れていて、よりポイントがはっきりしていました。
背部の手当てが終わり仰向けになっていただきました。本人はこわごわでしたが、施術中は痛みも感じないほど楽になったのかそのまま耐えられ、終わったときはすっきりされていました。
今後の課題を<波動診断>で診ていくと「火性の礼徳の実践が必要となりました。相手を立てたり、上の人からの指導を素直に聞くことで技術の向上が図られますよ」と話しました。
本人的にもその言葉が腑に落ちたのか、アメリカでの言葉の不自由さもあるからこそ、より素直にならねばと自覚ができたようでした。
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