コンクール前ですが

　バレエのコンクール前に足首を捻挫された一般と高校生の女性が来られましたので「どなたの紹介ですか」と聞くと、当所に来られている男性のダンサーでした。

　お互いがコンクールでライバルと思いましたが、紹介してくださった方にメールを入れました。自分とは部門が違うし、いいバレエを踊って欲しいので紹介しましたと返信が届きました。

　一般の方は左足首、高校生は右足首を捻挫されていました。

　事前に皇希水を押し入れて回転・屈伸をしていきました。今までそれなりに手当てはしていたようですが、もう少ししっくりこないで困っていた時に、バレエ仲間から今回初めて「とにかく一度行ってみてください」と勧められたようです。

　全ての施術が終わったら、二人ともすぐに足首に負荷をかける態勢のポーズをとっていました。

　何度かそのポーズを取っていましたが「痛くありません」と、とても笑顔が出ました。

「明日はきっと素敵なバレエができますよ」と応援したら、そのような感じがしますという表情で、久留米の自宅に向けて帰っていかれました。

　バレエコンクールの前日に紹介されてこられましたが、する人もされる方もそれなりに日ごろからの行動等を考慮されてのことだと思います。そのことに対していい形で応援できてよかったと思いました。

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