だまされたつもりで

　　　　　　だまされたつもりで
　知人から「それほど足が痛いのだったら、私が行っているところにだまされたと思っていかれたら如何ですか」と紹介されてこられた方がいます。

　だまされたと思っていたが最初に来られて帰ったら、何となく体が軽くなり気になる娘さんを連れて翌日に来られました。それでもだまされたのではないかという思いでいたようですが、なぜかだんだん体が軽くなるのが判ったようです。

　旅館の女将さんですから、お客さんが来られる時、帰られる時は挨拶をするのが常ですが、特に帰られるとき車に乗り込まれるわずかな時間でも、足が痛くて立っておれない状態だったようです。

「和白に来るまでは、仕事をするときはとにかくきついので、椅子に腰かけて一息ついていました。今は立つことがそれほど苦にならなくなりました。お客さんを見送りするのも車が出ていくまで立つことができ、見送った後でも次の用事ができるようになりました」といわれました。

「手術をするつもりでいたのが、一回ごとに体の調子が良くなってきましたので、別に手術をする必要はないのではとないかと思うようになりました。

　最近は体の具合の良くない人には、とにかくだまされたと思って行ってみられたらといって紹介しています」と話されました。

　だまされたと思っての言葉で紹介されてこられた方は、今度は自分が「だまされたと思ってとにかく一度行ってみませんか」と紹介してくださっているようです。

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