生徒に押されて

 　　　　　　後ろから押されて
　最近来られた方から仕事終了前に電話がかかり、妻が「どうしましょうか」と慌てた様子で相談にきましたので、余程のことだと思い受け付けしました。

　そのとき一人のお客さんの仕上げをした時で、その方から「今日はこの後ないのですか」と聞かれたので「今日はアナタで一応終わりです」と話していた矢先でした。

「これから仕事ですか」「そのようですね」という話をしていた時に、電話かけられた方が入ってこられました。

　様子を聞くと「学校で生徒から先生と後ろから押されたとき、それが強かったのか軽いむち打ち症状になって、それから首が回らなくなり、急に電話をかけてお願いした次第です」といわれました。

　この方は初診の時以外に自分だけが来られることはなく、子供さん連れですからゆっくり話すこともありませんでした。今回は最近購入された中古マンションのことで、子供部屋の配置等気になることを一気に話し始めました。

　気になりながら話せなかったことがあったようで、施術後からはその相談ごとに対して<波動診断>で診ていきました。

　気になることの対応の大切さを痛感されて「生徒が先生気になることがあるんやろ、早く相談に行って対処したらと押してくれたのでしょうか」という気持ちになられていました。気になってこられた首の痛さもすっかり忘れて、帰りは笑顔が出ていました。

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