腰が痛いというので・・
すし割烹の女将さんから「若手の使用人を連れて行きますので診て上げて下さい」と予約の電話が入りました。
その時間に女将と一緒に外国人が付いて来られ「腰が痛いというので、病院をあちこち行ったがなかなか治らないので連れてきました。後で迎えに来ます」といって本人を置いて帰られました。
どこの出身かと聞くと「ネパールからの留学生で昼間は大学に行き、夜はアルバイトをしている」といわれました。
女将から「痛くはないので、早く治してもらいなさい」といわれて、治りたい気持半分、何をされるのか怖いの半分の気持ちでこられたようです。
東洋医学的に診たら、水性の腎気の弱い人は顔色は黒く、気持ち的に怖がりということになりますが、ネパール人は多少色が黒いし色だけでは計れない面があります。
ここでは恐怖・不安という面から腎臓の疲れが、腰痛に出たのではという判断で調整していきました。
施術中たどたどしい会話で出身地や家庭環境を聞きながら、子供さんがされるような気持ちのいい施術をしていくことにしました。
少しづつ会話も慣れてきて、施術の手順の中でいろいろと話しをし、仕上げの段階で<パワーシート>を貼り、皇希水を押し入れながら次第に体を解していきました。
一つ一つの施術の段階で、いろいろと話しをしていきましたが、何となく気持ちが良くなったという感じが出てきました。
全ての施術が終わるころ、女将が迎えに来られ「施術痛くはなかったでしょう」と聞いていました。自分が考えているより痛くはなく、次第に動きが楽にできるようになってホッとした感じで迎えの女将にお礼をいわれて車に乗り込んで帰られました。
鍼(ハリ)・整体・エステ 皇法健康所
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