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傘寿を前にして

       久し振りの来訪
 久し振りに福岡方面の会合にこられてた方が「今から診てもらっていいですか」といわれてこられました。

 気になる症状は、夜何度もトイレに行かれるのが気になるようです。最近は奥さんと散歩に出られたり、ヨガをされるようになりそれなりに元気にされているようです。

 こられて直ぐにトイレに行かれ、それからは久しぶりこられたので話が弾みました。現役時代は大学教授をされていて、科学者として色々な研究をされていたようです。

 たとえば般若心経の解説を、科学者としての見解で会合で話をされたようです。しかし話をしていく中で、宇宙エネルギーを如何に感じ、それをどのように受け入れたらいいかということで、最近は座禅をしたり、瞑想したりしているといわれました。

 その流れの中で「アナタはそれをどのように感じ、それを活かされていますか」と質問されました。

「静かに座って念を練るという座禅もありますが、私は動の座禅という形で整体をさせていただくときに、一気通貫の一点に気持を集中し丹田に気を落としてから、一人ひとりの施術をさせていただいています」と話しました。

「私が施術を受けるとき、これが気を集中してされる癒しの技というのではないかと感じながら受けています」といわれました。
「私が治してやるという水性の慢の心が出てきやすいのですが、させていただく中で私の心の浄化を計っています。
 人がわざわざお越し下さる方々のお蔭で、動の禅をさせていただけることに感謝しています」と素直に話すことができました。

 施術前にこうした話をし、施術後も話の続きがありましたが、帰られるまでの3時間近くトイレにも行かずに、科学者と一施術者の禅もどきまがいの話が尽きませんでした。

 傘寿を前にした方と、喜寿を前にした一施術者が、宇宙のエネルギーをどのように感じるかという問答を真剣にしている二人の姿を妻が見ていて、時にはその話の中に入ってきていました。

 年寄りの冷や水かもしれませんが、真剣に人生を歩いてきたからこそ言える言葉もありますし、お互いいい時間を過ごしたことを感謝しました。

 妻は傘寿の方を最寄りのJR駅までお送りしましたが、その中でも話をされていたようです。




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