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大事な試合前

         何とか診てもらえませんか・・

 週末の連休中に九州大会・地区大会・合宿に他県に行く生徒たちが入っていた時に「明日の試合に出場しなければいけない生徒が、故障したので何とかしてもらえませんか・・」と電話が入りました。

 どう考えても厳しい状況でしたが、近くの中学校だし、頼んでこられた先生は今まで数多くの生徒を紹介して下さっていますし、次の新患3名が入っていますが何とかなるのではと受け付けました。


 こられた中学生は野球部の生徒で「明日は試合がありすが、大事なキャッチャーで他に交代がいないのです。同じ学校の他の部活の先生に無理を承知でお願いしました」と、父親らしき人と生徒が入ってこられました。

 理由を聞くと「何かに足を引っかけて、転んだときに右足首を捻挫したようです。部員は30数名いますが捕手は一人しかいません。
 試合中なら致し方ないと思いますが、不注意で故障して大会に出られないということがどうしても避けたいと思って、無理を承知でお願いしました」といわれました。


「その中学校野球部なら○○先生はどうされてますか・・」と聞きますと「実は私ですが・・」と返事が返ってきました。
 父親だと思っていた方が、部活の先生だったようでした。

 この先生との出会いは、他校で夏の中体連前日にキャッチャーが友達とふざけ合って、足首を捻挫してそのまま病院に行ったら、しっかり固定され、松葉杖まで与えられ「明日の試合は無理」と指示されたそうです。

 生徒は症状の報告に行ったら、顧問が驚いてまともに相手をされていない様子を見られた同僚が「とりあえず和白・皇法に行ってみられたら」と紹介されてこられたことがあります。

 固定された器具を全て除けて、何とか出場して欲しいという気持ちで施術をさせていただき、帰りは自分の足で歩いて帰りました。
 その後の報告を聞きますと、その生徒は翌日の試合に出場し第一打席でホームランを打って、そのまま勢いに乗って地区大会で優勝し、県大会に9年ぶりに出られたという報告を聞いたことがあります。


 そういう縁があり、今回はどうしてもということで自ら連れてこられ、積もる話をしながら故障した生徒の手当てをしていきました。

 診たらそれほど腫れてもいませんし、病院に行ったら試合に出られないと判断して、直ぐに連れてこられたよ上でした。


 事前の処置として、皇希水を足首に押し入れ、屈伸・回転運動をしてから、通常の施術に移り、仕上げの段階で、先生の手・指を借りて快痛点を探し<瘀血処理>していき、仕上げに遠赤グッツで少し刺激を入れながら、筋肉を解しました。

 全ての施術が終わり、屈伸・ジャンプをしていただきましたが「痛くありません」といわれる声を聞いて、連れてこられた先生が一番ホッとした表情になられ「これで明日の試合に出場できます」と生徒とともにお礼を言われて帰られました。




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