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受験を前にして

         子供の態度が許せません

 中学受験を控えた母親が、ため息を一杯ためてこられました。

「子供が私立の中学校受験を控え、神経はびりびりしていることは分かるのですが、今がちょうど反抗期なのか、話しかけても答えが来ないのがとてもイライラします」といわれました。

 学校の三者面談に行っても「お母さんは決して子供さんを追い詰めないでください。本人なりに今の環境の中で何とかしなければいけないと思っているはずですから、母親が色々言われるとかえって逆効果になりますので注意してください」といわれたようです。


 体は冷え切っていますし、体全体が何となくこわばっている感じでしたので、皇希水をふくろはぎに入れて、リラックスした状態にしてから、通常の施術をしていきました。

 体が解れてきたのに、なぜかその状態を喜んだりすることはなく、ただ何故なのか<大きなため息>として「ああっ!」とか「ふぅ・・」という言葉しか返ってきません。

 なぜそのような言葉を吐くようになったかと考えてみたら、昨年の夏ごろ包丁で左手の親指を切られたので、そのまま病院に行って縫合してもらわれました。


 その指が金性の肺・大腸系統の指ですから、疲れがたまったときに知らずにため息をつかれることが多くなりました。
 親指の感覚がおかしくなったときに来られて、仕上げの段階で「親指の感じがまだ良くないのですが・・」といわれて快痛点を探して<瘀血処理>をしてあげます。

 自分だけ一人で施術を受けられる時はそれなりに落ち着いて帰られますが、他のお客さんが入っていたら「もう少しここが・・」といわれることがあります。

「子供さんのために施術に来られたのでしょうから、母親がゆったりした気持ちになられ、ため息は禁止ですね・・」と話したら「子供のために注意します」といわれて帰られました。




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