ご紹介は・・

　　　　　　　　　ご紹介はどなたですか・・

「予約の電話で名前は言われましたが、どうも初めての方のようです」と受け付けた妻から報告がありました。

　ご本人が来られましたが、今まで拝見したこともなく、新患のカルテに住所・氏名・気になる症状のところをチェックしていただきました。

　紹介欄が空白になっていましたのでお聞きすると「妻が総合病院に勤めて会計の仕事をしているのですが、知り合いが腰痛で困って紹介された和白・皇法に行ったら、帰るときに治っていたそうよ。

　アナタも行ってみられたら・・といわれたのできました」といわれました。

「自分が勤務されている病院に来たらとは言わなかったのですか・・」「それは言いませんでした」「それでどこが気になるのですか・・」と聞きますと「左肩から首が寝違えなのか痛くなり、もう治るだろうと数日待ちましたが、だんだん症状がひどくなってきたので、妻が教えてくれた所に来てしまいました」

　左右の肩の張り具合を診たら、若干左肩から首筋にかけてが固く痛そうでしたので、左足のふくろはぎに皇希水を押し入れて、再度状態を確認したら「随分楽になりました」という報告がありました。

　その状態を確認してから、右足の方にも同じように処置して通常の施術をし、冷えた体を遠赤器具を使って確り温めていきました。

　それが終わって、左肩と首筋にかけて快痛点を探して<瘀血処理>をしていきました。それが終わり仰向けになっていただいたら顔が浮腫んでいたので<プチ整顔>をしていくと、顔の表情がスッキリしてきました。

　肩から、首筋が解れてきたので、ゆっくりと捻りを加えて、気になる左肩から首筋の調整をしていきました。

　全てが終わり大鏡の前で立っていただき、顔の様子、立った時の姿勢を確認していただきましたが「肩から首筋にかけてが解れました。今まで何となく猫背になっていて気になっていましたが、とても姿勢が良くなりました」と喜ばれました。

「帰られて奥さんに紹介してくれてありがとうとお礼を言われて下さい」といったら、少々照れていましたが「帰ったら、確りお礼を言います」といわれて「今年５０歳になりますし、定期的に体の調整に来たいと思いますので、宜しくお願いします」といわれて帰られました。

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