何となく気になりだして・・
ご主人が何となく認知症になってきているのではと心配されて、奥さんが運転されてこられている夫婦は、2人とも自動車学校の教官をされています。
ご主人は最初の頃は何でここに連れてこられたのか意味不明という感じでした。言葉数も少なかったが、仕事柄運転免許を取得する新しい方の指導をされているので、ゆっくりさせて欲しいという思いがあったのかもしれません。
最近は遠赤ドームで体が温まってきたら、眠られるようになりましたし、施術が終わった後に「私は40年近く運転初心者に命を預けた生活をしています」といわれます。
日々不安との折り合いを付けねばならない仕事は、水性の腎系統を酷使するので、認知症や知恵に関係した症状が出てきてもおかしくありません。
連れてこられる奥さんはご主人の症状が来られるたびに、少しづつ改善していることを体験されているので、帰られるときは次の予約をして帰られます。
最初の頃は何でここに来ないといけないのかとか、なんで施術代を自分が払わないといけないのかという夫婦での会話があっていましたが、今では自分から払おうとされています。
今回は奥さんが仕事場でペンキ塗りして、腰から肩さらに手がバリバリになり、丁度いいタイミングでご自分のぎっくり腰予防の手当てができると素直に喜ばれていました。
事前の手当てとして、皇希水を気になる個所に押し入れて筋肉を解して、仕上げの段階で足裏・腰・頭部の快痛点を探して<瘀血処理>をしていきました。
奥さんの施術が終わるまで、ご主人はお話をしながら静かに待たれるようになってきています。
施術が終わった奥さんが「お待たせしました」と挨拶されたら「腰は楽になったのかな・・」と労わる言葉を掛けられようになっていました。
お二人とも冬休みに入ると運転免許所取得の初心者が来られるので毎日残業になるようですが、ご主人は早めに帰られて奥さんが帰宅するまで、お湯を沸かして静かに待っていて下さるようです。
鍼(ハリ)・整体・エステ 皇法健康所
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