体験したことを

　　　　　　　　　体験談を話して聞かす

　今月も交通事故に遭われた方が、定期的な調整に来られました。

　病院やリハビリには法的な再就職をしてもいいという条件を満たすために行かれているようですが、そこで何をするということもないようですが、同じように交通事故で困っている方達の相談に乗っているようです。

　再就職の条件を満たしたから、すくに就職できるというわけでもないし今の状況の中で、自分は何をしていけばいいのかを真剣に考えられていますが、こうした前向きな気持ちになられたことが嬉しいです。

　今回は４泊５日で来られましたが、最初の２日間に集中して施術を受けて、週末は先日結婚された友達夫婦や、当日参加されてお祝いをいわれた奥さんの友達と会って会食をするようです。

　さらに交通事故に遭われた方の相談に乗ってあげられて、見舞金等を合法気にもらえるようにして上げたり、その方の子供さんの体調を取り戻すためのアドバイスをして上げて、最近は随分元気になられて高校の修学旅行に沖縄に行かれたとの報告を母親から直に聞くそうです。

　今回も施術が終わったとき７０歳代で左肩が痛いと困っている方が、通院しているところで「それだったら和白・皇法に行かれたにどうですか」と紹介されてこられた付き添いの家族の方に、体験談を話していただくようにお願いしました。

　前回は話を聞かれても目が合わなかったようですが「今回の人はそれほどの事故に遭って、後遺症は見かけではありませんし、信じがたい様子でしたが、次第に聞く耳を貸してくださったようで、かなり深い話をされていました。

　その方がすべての施術が終わり「左肩の痛みが軽くなり、手が上がるようになりました」と付き添いの家族に報告されているのを、我がことのように喜んでいました。

「自分は毎月ここになんでくるかといえば、後遺症が少しづつ回復していることもさることながら、ここに来られている方達に体験談を聞かしてあげてといわれて、皆さんに話が出来ることが嬉しいです」といわれている姿がごく自然にされているのを嬉しく思ってみています。

「将来的には人の話を聞いてあげながら、その方の社会復帰の手伝いをしてあげられるような仕事をしていくことが、自分自身の社会復帰も早くなるのではないかと強く思い始めています。

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