一年を振り返り　(2)

で　　　　　　　　　まさかの坂を　(2)

もともと私が病院へ行かなかったのは、東洋医学で、バランスを崩している体の中から根治することが目的だったからです。

髪に症状がでるのは、腎臓と深く関わっていると思われましたし、そういえば日々忙しくしていて主人との会話もめっきり減っていました。
このまさか阪の事態を確り受け止めようと涙しながら心に決めました。

主人にも、病院には行かないことを話して、理解を求めて、見守ってもらいました。

それでも毎日抜けた髪を見るのが一番苦痛で、気が滅入っているときは、教えてもらった<卵醤>をして、ふっとわいてくる力を感じ、よし大丈夫！と不思議と思えてきました。

春の陽気を感じられる頃には、ほぼすべて抜け、あちこちから新しい髪が生えてきました。

フルウィッグになって10カ月ですが、今の地毛の状態は、ちょっと個性的なショートカット位になっています。

「最近はウイッグを外して・・」と言われていますが、あともう少しと地毛デビューの準備をしているところです。

これもまた覚悟が必要です。

私の体験が誰かの役になると信じて、覚悟をきめたいと思います。
　

余談ですが、髪が抜けたおかげで、主人が環境の変化を考えてくれて、マンション購入が決まり、転居が一気に決まりました。

この件に関して相談したら"氣の診断"の通りに、スムーズに話が進み、今はより快適な生活を過ごしています。

まさかの坂を何とか転ぶことなく、間もなく坂の頂上になりつつあるのは、施術と共に家族の励ましがあってのことです。

「一病息災」の言葉は、これからの私の生活の指針になりそうです。
この経験があるから養生しながら生活できますし<人生捨てる髪があれば、拾ってくださる神がある>という体験ができました。

◎　髪が抜けたお蔭でご主人との話し会いができ、朝出勤される時には頭部に手を当てて｢早く元気な髪が生えてきますように・・」と、優しく声を掛けてくださったようです。
　さらに子供さんが毎日母親の髪の状態を観察されて｢抜けた髪の下から元気な髪が生えてきているよ｣報告してくれていたようです。

「家族か仲良く過せるようになったのも神・髪様のお蔭ですね｣と励ましながらの対応になりましたが、ご自分に負けずに自分で出来ることを精一杯されたことのご褒美だと思います。

鍼（ハリ）・整体・エステ　　皇法健康所

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