一年を振り返り　(1)

　　　　　　　　私のまさかの坂は
。

　約一年前、2つの円形脱毛を発見したところから始まりました。そのときは、動揺したものの、思わず鏡の前で笑ってしまう余裕がありました。

「ここのところ、忙しかったしバランスを壊したんだ。和白・皇法に行ってちょっと相談してみよう」という感じでした。
　

　ちょうどそのころの私は、春に仕事の内容が変わり、勤務日数も増えた中で、中学生の息子の部活のお世話役が回ってきて、日々の生活に追われ始めていました。

 
　これを乗り切ればと思っていた矢先のことでした。

　相談に乗っていただき、自分としては東洋医学で調整してもらおうと決めて、週一回通うことになりました。
　

　生活の改善に取り組む中、1カ月もたたないうちに、円形脱毛がたくさんできてしまい、週二回通うことになりました。
　だんだん髪で隠せなくなり、慌てて部分ウィッグを購入しました。
　

　その後も脱毛が増え続け、このままだと本当にやばいと思うようになったころ、主人も心配してくれて、大学病院を調べてくれたり、子供も「病院へ行って・・」と言うようになりました。
　

　大変迷いました。
　インターネットで調べたところ、私の様な脱毛が広範囲に及んだ場合、非常に難治性であること、ステロイド治療が一般的だということ、治療しても効果がないことも多く全頭脱毛に進行することがあること、治っても再発率が高いこと等、西洋医学では治療法が確立していないことがわかりましたので、どうしたらいいのか心穏やかに過せなくなりまた。

　頭では自分が決めたことですし、とにかく今出来ることを確りしていくだけだと判っていても、不安な気持ちでいっぱいでした。
　

　本格的な心身のリフレッシュと体質改善等の施術が始まった時に、不安な気持ちを涙しながらお話しました。

　いろいろ言われたような気がしますが、今覚えていることは「覚悟しな

さい」ということでした。

◎　昨年の今頃から本格的な施術が始まりましたが、一年を振り返ってご本人が<今の私を見て欲しいし、ここまで自分の髪が回復できました>ことを皆さんに公表し、少しでもお役に立てることが、せっかくなった円形脱毛を生かすことになるのではないかと投稿いただきました。