催し物のチラシをを見て (2)
久し振りに顔から体全体の姿を見られて「なぜか、スッキリした感じです」といわれました。
しかし、杖をつく生活が長いのか、右肩上がりの至誠になっていましたので、右肩を下げながら「東洋医学では、手は大腸・小腸に関係している経絡が通っていますので、今の姿勢では排便が気になりますが・・」「手と腸が関係あるのですか、そんなことは初めて聞きました。通じがないといったら薬をもらって飲んでいましたし、それはいけないと思いながらも医師がいわれることだからと」と自分なりに納得していました。
「腸にいいサプリはありますか・・」と聞かれたので「美味しく食べて、それなりの効果があるクッキーがありますので、店でそれを試食していただきましょう」といって案内しました。
スタッフの方に<クッキーのフローラ2000>を試食するために一枚いただき、よく噛むことを指導しました。
「よく噛むことで、唾液がでてきますし、それが腎臓のためになり、噛む刺激が脳に快い刺激をして、認知症の予防にもなりますよ」
「噛むということがそれほど大事だということは、今まで関わってきた医師から一言も聞きませんでした」「しかし、今聞かれたので確り噛んだらクッキーに使われているカカオがとても美味しく感じるはずですよ」
「このクッキーは美味しいので、きっと続けられると思います。余り長いしては皆さんにご迷惑がかかるといけませんので、クッキーの食べ残りは帰ってゆっくり噛んで食べたいと思います」といって、座っていた丸椅子からスッと立ち上がりました。
「今何も頼らずすっと立ち上がりましたね・・」「あらっ!そうですね。今日は生きる力をいただき本当の嬉しい一日になりました」といわれて、杖はつかずに手に持たれて店を出て行かれました。
その様子を相談会に来られたときと帰られるときの元気な姿をまざまざ見られたスタッフの方が「私たちもお客さんの姿を拝見して、とても嬉しかったです」といわれました。
来月の予約を入れて帰られましたが、今度お会いするのが楽しみになってきました。
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