どうしてあげたら・・・
相談会に、少し顔の表情がしずんた方がこられました。
状況は前もってお聞きしていましたが、余り体験したくないことです。
マンションの同じ階の向かいの方が自殺をされて、その現場を見たり後処理に立ち会ったりされたようですが、どうしてもその出来事が頭から離れず、睡眠剤や少しアルコールを飲んで寝ているようです。
朝の出勤時間はご主人に下まで送ってもらい、帰宅するときはどこかで時間を過ごし迎いに来てもらって一緒に帰宅されているそうです。
一応状況はそれなりにメールでお聞きしていましたし、それに対しての対応策はしていただいていました。
あえてそれを掘り下げたらいいのか、そのままそのことに触れずに身体の調整をしていく中で、気持ちを落ち着かせてからゆっくり話を聞いていくのがいいか本人の様子を見ました。
最初は対応することの話をしたら、そのことをいうのも、聞くのもという姿勢でした。
施術をしていくうちに、顔の表情にも変化が見られ”プチ整顔”をしましたが、いい感じになってこられました。
施術後「この話をしてもいいのですか」と、ようやく自分の口でことの経緯を話し始めました。
その話を聞きながら「それをすっきり忘れることはできないでしょうが、それならばその方の弔いをしてあげたらいかがですか」
受付の方に広島の引潮の時間を調べていただき「その時間に合わして祈りと共にお清めの塩を洗面所から流され、亡くなった方の玄関口にお清めの盛り塩をしてあげてください」と話ました。
さらに「締め切った部屋の空気を良くするために、窓をあけて気の流れを作られてください」と。
それを実行するのにご主人が迎いにこられて、帰宅されてお祈りしてお清めの塩を流すのにとてもいい時間でした。
ひとつの流れの中に、弔いとともにこれから先の気持ちの持ち方を自分なりに整理できたようで「とにかくいわれたことをしていき、亡くなった方の弔いをさせていただきます」といわれる姿に力強さが出てきたように感じました。
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