広島出張（23－3）
「今日体調が良くないのですが・・」
ここ数ヶ月予約は入れて、こられる気持ちがあるのでしようが、前日であったり当日だったり「すいません、キャンセルします」と連絡が入っていたようです。
今回もご本人から「実は体調がよくないので・・」と連絡がご本人から入ったとき、店長がその電話を受けて「ああ、そうですか、お大事に」というところを「体調のよくないときにこそこられたら、まるもぁ整体の良さが分かっていただけると思いますよ」と。
そうしたら「分りました。今回は是非お願いします」といわれて、キャンセルせずにこられたようです。
その時間にこられましたが、他の方の施術をしていたので、店長がここにこられるまでの経緯を聞かれていました。
積もる話があったのか、今の状況から「きたいと思って楽しみにしていたら、その日になったらこれない状況になってしまい、ついキャンセルしてしまう自分がいるのです」
思い詰めた様子、少し髪は乱れていて、自律神経失調症的な症状と様子を垣間見ながら施術をしていました。
順番になって「店長がそのようなときだからこそこられて下さいと力強い一押しで今日のご縁ができました」と喜ばれていました。
その流れを受けて”氣の診断”から入りましたが、店長と話していたことを再度繰り返しておられました。
話を一通り聞いてあげながら、施術をしていきました。
体の調整もさることながら”プチ整顔”で、顔の表情を解していき、途中に鏡でご自分の顔を見ていただきました。
「最近は鏡で顔を見たこともないのですが、何故か顔が引き締まって気持ちが良くなったので見てきます」
少しづつ気持ちが解れてきている様子が見えてきて、話が前向きになってきました。
ご主人の優しさに感謝していながら、それに対して何もできない自分との葛藤があるほど、素直な方のようでした。
一連の流れの中で「ご主人に対して感謝の気持ちを表すために、何時快気祝いをされますか」「今日帰って直ぐに、ありがとうございますといってします」といわれている姿を嬉しく思いました。
帰られるときに「美味しいご馳走を作って、二人で快気祝いをします。店長がそのようなときだからこられて下さいといわれた意味が良く分りました」
元気になられて帰っていかれる姿を拝見し、言葉の大切さを教えていただきました。
早速次回の予約を店長にお願いし「今日これたことに感謝します」と何度もお礼をいわれて帰って行かれました。
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