認定試験前
介護士の認定試験前
間もなく試験があるようですが、両手が上がらなくなって困ってこられた方がいます。
整体を勉強された、母親の施術を受けられているようですが、試験前の大事な時期「とにかく和白に行って、体調を整えて試験に臨むことが大切!」といわれて、母親が同行されてこられました。
母親は整体の勉強されたので、今までこられた時の=ただ見ていた=とは違って真剣でした。
母親は間もなくニュージランドに移住されますが、行った先で家族の健康管理が必要になります。
娘さんはこちらに残りますので、自分で体調管理をしていかねばなりません。
診断していくと、勉強しているからか=二の腕は凝って、頭皮はぶよぶよ=でした。
「折角勉強した知識が、二の腕や頭皮にたまっているようですが、取り除いてしまうと良くないのでは・・」というと「その凝りや張りは今必要ではないと思います。これから勉強していく上で邪魔をすると思いますから、この際確り取り除いて下さい」となかなかのりのいい方でした。
認定試験の合格率は８０%強といわれていましたが、もしかしたら=不合格者・２０%=の中に入ることもあるでしょうし、体全体の流れから診たら、左側の土性の脾臓・胃の疲れが診られました。
強い刺激よりも、オイルマッサージ・温熱器で体を温め・頭皮のぶよぶよを集中的に、気持の良い=氣の巡り=を主体にして仕上げていきました。
施術後は両手も確り上がり、顔の表情もすっきりし「何とか試験前にこれて良かったです、いい状態で試験に望めますし、これから月一回は体調を整えにきたいと思いますので宜しくお願いします」と。
母親はその言葉を聞いて、本人が今回の体験を通して、自立していかれる姿を見て、ホッとされたようでした。
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