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親との確執(2)

    許してください」とお詫び

 親との確執の中で、それではいけないと思っているが、それでは親に先ず<お詫びをすることです>ということになり、ご主人の後押しで行かれた方から連絡がありました。


 近くにいながらとても距離が遠く感じられる間柄になってしまっていたのを、一度お詫びに行ったからといって、それがどのように親子の関係が修復できるかと・・・

 意を決して親のところを訪問され「こんにちは」と挨拶されて部屋に上がらしていただいたようです。

 積もる話もありますが「今までのご無礼許してください」とお詫びをされたようです。
 母親から「連絡しても返事はないし、どうしてこんな子供に・・」という思いで、長い間過していたことを話されたようです。

 父親は「良く来てくれた」と喜んでくださったようですが、母親は今ひとつ心に引っかかることがあったと思いますが、お詫びに来たということで何となく胸につかえていたことが取れたようです。


 次のステップとして

 先ずはお詫びをされたことで、最初のハードルが取れました。次のステップへ踏み出さねばなりません。

 連絡を受けた話の中で「あなたが習われた 整体 を、両親にして上げられたらいかがですか」と話しました。

「実は自分も今までのお詫びと親孝行のために、整体をさせていただかねばならないと考えていました。
 そのための時間を作って、できるだけ早く施術をさせて頂きます」


 両親もまさかお詫びに来てくれるとは思っていなかったでしょうし、双方ともに何が起きたのかと、心臓がぱくぱくするような状態だったと思いますが、ご主人の心の寛大さを感じられたことと思います。

 少しづつ感情も落ち着いてくるでしょうし、整体をさせていただくことで、親子の情愛の深さを体験されて、今できる親孝行をとおして、これから先の進むべき道に対して、夫婦で気持の通じる話し合いができるようになられることと思います。



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