広島出張(11-1)

　　　　　　　　　机の脚に　足をぶっつけて

　高校でバレーボールをしている女子が来られました。来春の春高バレーを目指していて、今は県大会まで勝ち進んでいるようです。
　本人は今1年なので、レギュラーはまだ無理なようです。

　学校を休まず来たら、バレーボール部に入部させるという条件がついています。好きな部活の為に、学校は休まなくなったようです。

　しかし、試験は　赤点が多く　休み時間に追試を受けているので、食事をする間がないそうです。
　そのことをはっきりいうほど、気持が随分明るくなってきました。

　今日は次の予定があるので、早めに施術を切り上げて欲しいとの注文が入っていました。

　それではと始めたら直ぐに「実は数日前に左足の中指を、机の足にぶっつけて、足が痛くて歩けないし、靴も履けないで困っているので何とかして欲しい」との申し入れでした。

　「少し痛いけど、がまんするなら、今日の施術で歩いて帰れるし、明日から靴は履けるようになるが、どうしますか・・・？」

　指は内出血して、紫色になっていて、曲げられなくなっていました。痛さの加減が分からないし、明日にはダンスの発表会があるので何とかして欲しいと言う気持から、我慢する方を選びました。

　本人は整体受けて、それから整骨院に行って診てもらう予定があったようです。
　受付の方が「それならここで今日治してもらえるので、施術が終ったらいく必要がないと思うよ」といわれていました。

　ぶっつけた指の内出血の処理をし、温熱と水晶のちからを併用して施術をしました。
　途中で「指を動かしてごらん」というと「あっ！動く。足の痛みが取れた。何で！！」
「病院に行かないでもいいといったでしょ」と受付の方がいわれました。

　全ての処置が終わって、歩いてもらうと「楽に歩けるし、これなら靴も履ける」「もう病院に行かないでもいいのでは･･」「そうですね、バレエ発表会も出れますね」「気持良くできるはずですから、ガンバって」

　受付の方が「ここは体の調整の方も来られますが、前回のように頭が痛いときに来られたら早く良くなるところよ」といわれて「わかりました。これからはそのようにします」と喜んで帰られました。

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