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熊本出張(10-1)

           優しくなった顔の表情

 ご主人の一挙手一投足が許せずに、その思いを長い間持ち続けている方がおられます。

 会うごとに「許してあげましょう、そして忘れましょう」といって、違った形での応援をしていました。

「いい年(70歳代半ば)をされていて、何時までその辛い思いを持ち続けるのですか」と聞きますと「そうなんですよね、頭では許してあげたいと思っているのですが、顔を見るとそれができないのです」

 このような状態になるまでのご本人の気持も大変だったと思います。
 夫婦二人で家で食事されていても、ものも言わずに気まずい空気の中で時間を過されているそうです。


 先月頃から少しづつ顔の表情が優しくなってこられ「いい夫婦になられていますか」と聞きますと「何となくいい仲になってきていると思います。許すということは一遍にはできませんが、少しづつ心掛けてしていきます」

 今日は「随分体が解れていますが、ご主人に優しくできていますね」と聞きますと「えぇ!優しくできるようになってきました」


 そのご本人が旅行に行かれるということで、整体が終わり、一緒に食事を済ませてから早めに帰られました。

 その後に「ご主人が随分変わられました、今までは私達が行ったら挨拶もせずにさっさと部屋に入られてしまい、何故か訪問するのを毛嫌いされた様子でした」

 奥さんが今までのことをお詫びし、断りをいわれたそうです。

 それからご夫婦の関係が、少しづつ仲睦まじくなって来られているようで、今回訪問されたら「こんにちは! いらっしゃいませ」といって下さったそうです。

 今までは何時の間にかいなくなっておられたのが「今からちょつと出かけますがごゆっくり」といわれて出かけていかれたそうです。

 奥さんは「主人が変わって、優しくなったんですよ」といわれたそうですが「それはあなたが優しくなられたからですよ」と励ましの言葉を掛けてあげられたようです。

 体が解れてくると、次第に心も和み許せるようになられました。

皇法健康所

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