気持ちがスッとする禅語 隠密田地
忘れたくない無垢の心
穏やかで隙間なく密に存在する空気のようなもので、それがひっそりとして静かか田地のような状態であることを「隠密田地」と表しています。
歌人・斎藤茂吉は、山形県の上山市の農家の三男として生まれました。小学校高等科を卒業後に父に連れられて上京しました。
さして当時浅草に開業していた、親戚の斎藤病院に身を寄せました。その後、歌人を志した茂吉は、伊藤佐千夫に師事しました。
大正2年(1913)茂吉が31歳の時に母いくと死別されました。このことは「死にたまふ母」に記されています。
死に近き母に添い寝のしんしんと遠田のかはず天に聞こゆる。
わが母よ死にたまひゆくわが母よ我を生まし乳足らひし母よ。
のど赤きつばくらめはりにいて垂乳根の母死にたまふなり。
本来「自らの心」とは、無垢で穏やかで、静かにそこにあるものです。この歌には、身近な存在であった母に対する気持ちと、故郷の自然に同化している無住心の境地が詠まれています。故郷の山河を愛し、父母を愛し続けた茂吉ならではの詩となります。
◎私の旅立ちした妻は「今世のこれは今日で終わりです。いろいろな体位でしていただき本当に嬉しかったです」と、服装を調えて三つ指ついてお礼を言われました。
子どもたちの要望で50年病院の検査を受けたことがないので行って、それが終わったら息も絶え絶えになり娘が連れてい帰りました。そのあと私たちのできる手当てをしましたが、息が切れてしまったので病院に連絡したらレスキュウ隊がきました。
遺体のまま病院に連れて帰られましたが、息を吹き返すこともなく、生前できることをすべてし終えたのか<コロリ>と旅立ちました。ピンピンコロリと逝きたいとお参りされている方もおられますが、私の妻はコロリと旅立たれました。
わが妻は 旅立ちコロリ さすがです

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