場を得た感想が聞けるように

　息子の奥さんに「義父さん体の調子が良くないときには、田久に行かれてみませんか」といわれてこられるようになりました。最初の頃は施術をして感想を聞くと「そうですか、以前からそういう感じでしたが」といわれることが多かったです。

　そうした感想のやりとりをしているのに、予約があるのでどうしてあげたらいいのか、来られても同じ感じだったら来ないでもいいのではないかと思うことがありました。しかし来られる以上は施術をさせていただき、こうした会話が続いていました。

　最近は気になる症状は以前と変わらないようですが、施術後の感想がその場に相応しい言葉が出るようになられました。肩・腰・足と気になる症状に対して、今回は「以前足の人差し指と中指が腰の状態が良くないのでしびれる感じがあるのは、もうそれは仕方がないと医師からいわれたようです。

　前回それを聞いたのでその指から<瀉血>をしました。今回来られて『足のしびれが取れました、それがよくなったら親指がそんな感じで残っていますので宜しくお願いします」といわれたので、施術後の仕上げの段階で前回と同じ処置をしたら、何かほっとしていました。

　施術後の<筋肉ケアー>をしていくと「腰が痛かったのが今回スッキリしました。さらに足が何となく重だるく感じていたのですか、軽くなりました」と自分から報告してくださるようになりました。
　仕事しているのが病院ですからそこで何度かしてもらったと思いますが、本人が自分から感想を「一回ごとに軽くなってきたのを感じてきました」といわれました。

　施術後お茶を飲みながらの会話になり「ここに来れるようになったのも息子嫁のお陰ですか、６５歳の定年が近づいてきました。ここで月一回の施術を受けることで、次の７０歳まで延長をしてもらえるのではないかという思いが強くなってきました」と笑顔を交えながら話されていました。

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