感謝 皇法健康所・開所 48年目に入ります
12月8日は皇法健康所を開所した記念日になります。1977年に和白で体を解して、置鍼をして、最終仕上げも手技でするという皇法スタイルで始まりました。診断から施術終了まで一人ですることが私の希望でしたし、それを貫いての年月になります。
その形で和白皇法が始まりました。その形を貫いてきましたが、補助的な手伝い、施術待ちの方には旅立ちした妻が当たってくれていました。施術よりも「いい奥さんですね、話を聞いてくださることで何かほっとするのは、人柄ですかね」とよく言われていました。
和白でそれなりにさせていただいていましたが、令和3年の9月9日に子どもたちの申し入れで近くの和白病院で総合的な検査を受けることにしました。その日の昼食も一緒にして「では検査に行ってきます」といって出かけました。検査が終わったころに体調に異変が起きたのか、送迎の娘から「お母さんが大変なことになっています」と連絡が入りました。
呼吸が苦しかったのか、何があったのかわかりませんが、私と娘たちの手当てを受けながら、何の言葉もいうこともなくピンピンコロリではなく、コロリ>で旅立ってしまいました。それで私の生活スタイルが変わり長女の住い前に、80歳にして家を建てて施術をさせていただいています。
妻の遺品の中に、今私が使っている施術補助の品物があったり、それを使う機会が用意されていますし考えてみたら「私のこの世での仕事は終わりました、後をよろしくお願いしますね」の状況が用意されていました。そこまで考えての旅立ちですか、さすがですねという思いが強くなります。
施術的にはほとんど変わりはないのですが、ムートンの上での通常の施術、置鍼をした時の<ラフマの敷物>や遠赤の温めセットが、今はフルに働いてくれています。時々亡き妻を知っている方に話したら「亡き奥さんの温もりを感じます」といってくださいます。
看護師の方がこられて「先生は最初から最後まで一人で施術されていますね、どれほどの方をされたことになりますか」と聞かれました。一カ月、一年、それが47年となるのですからどれほどの方とのご縁があったのか、亡き妻がお空で計算してくれているでしょう。
これからも一期一会のご縁を大切に、田久での仕事を大事にしていきたいと思います。
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皇法健康所
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