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退職後の生きざま

         定年退職後の夫婦の生きざま

 ご主人は定年になってから再就職はしないで、自分の好きなことをして時間を使っていたようです。しかしそれも何となくすることもなくなり、いつでもできると思いながら、それもすることもしなくなってきました。

 それから数年経った今では、家にいて留守番とテレビのチャンネルを回したら、スポーツ番組はいろいろと放映されているようで見るのにことは欠かないようです。奥さんはママさんの体操教室の講師をされているので、週に何回かは昼間でかけるようです。

 朝出たままの様子がそのまま残っているようで、昼食は食べたのか食べてないのか、奥さんは聞くことはないで、帰宅したら夕食の用意をして一緒に食べられ、後は風呂に入るだけという生活かここ最近ずっと続いているようです。

「時には外に出て日にあたったら」といったら「今日は寒いし、雨が降っているし・・」といって「いよいよ外に出ようとしない様子を毎日見ている自分が、こうした生活をこれからもしていかねばならないのかと思ったら、自分の方が気が滅入ってしまいそうです」と、田久に施術に来られた時に言われている様子を拝見します。

 以前は中学校の教師をしていましたが、双子誕生という事態を受けて早めの退職をされました。その子供たちがもう20代半ばすぎとなりますか「双子だから二人でいろいろ話すので結婚する気持ちはないようです」と話を聞いたことがあります。

 夫婦とも70歳代を目前にして、何をすべきなのか一人の長女は東京で独り暮らし、長男は結婚して子供が一人授かったようですが、母親として何をしたらいいのか、家から出ようとしない旦那さんとの生活を今後も続けていかねばならないのかと何となく不安そうです。

「自分は定期的な施術を受けて体操教室の仕事があるので気晴らしができます」が、という言葉を聞くことがあります。
 この歳で独り暮らしはしていますが、子供たちに支えられて、毎日仕事をさせていただける私は、とてもありがたいことだと感謝しています。

皇法健康所

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