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この流れどう生かすか

        この流れをどう生かされるか

 左わき腹が痛くなられて手当を始めました。来られた時は土性特有の心配性が顔を出し「私はこれほどしているのになんでですかね」と施術が終わった後、積もる話をし出したらかれこれ一時間近くお付き合いをするのが常でした。

 聞いてもらったという安心感か、帰られるときは気持ちよさそうに帰られていました。

 今回は予約を入れた日に、孫さんの保育園にコロナの方が出て濃厚接触の恐れがあるので、今回はキャンセルさせてくださいという連絡が入りました。自宅待機の中でどのような自分なりの手当をされたのか、次回来られた時にお聞きしたいと思いました。

 今回来られて手当された状態を聞くと「低温やけどの跡の治りが薄紙をはぐような感じで少しづ良くなっているのは分るのですが、もっとスカっとならないかという思いで過ごしていたようです。

 今回はお久しぶりの方達の予約が入っていましたので「この時間ならなんとかなりますが」ということで予約を受けました。施術中もいつものように症状の様子を色々と報告されだしました。その話を聞きながら左わき腹の背中と腹部に<皇希水・リペアクリーム>を確り入れていきました。

 以前に比べて芯の冷たさは良くなっていましたが、次の動作に移るときに「あっ!痛い」ということがあるようでした。今回は伏せた状態で置鍼をして、ラフマの敷き布で気になる患部を覆ってゆっくり体を温めていきました。仕上げに腹部と背部の気になる一点の<瀉血>をして=不思議シート=を貼り、様子を聞いていたら次の方が早めに来られました。

 一連の施術は終わり、話をしたいと思っていたようですがそれができませんでした。今回を機会に、施術が終わったら、気持ちよく帰るという流れに知らずになってきたのかと思いました。

皇法健康所

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