親の旅たちに立ち会う
年末年始にお越しにならなかったので、どうされているのかなぁーと少し気になっていました。正月開けてしばらくして「実は母親が大晦日の日に旅立ちました。生前中は色々とお世話になりました」と報告の電話が入りました。
「それは寂しくなりましたね」という挨拶はしましたが、亡くなられたときの様子、亡くなった後の状態をご夫婦はどのように見られたのかお話を聞く機会を待ちました。
それは生前中に<一生に一度のお参りして、道を得た方でしたから、子供さんたちに死後の姿をどのように見せられた>かを聞く機会があることを願っていました。
報告兼ねでご夫婦で来られ、それぞれが感じたことを聞くことができました。
病院で様態が急変したときには、父親と妹と夫婦が立ち会われて、ご遺体を葬儀屋に頼んで自宅に運んでもらわれたようです。普段は死後の硬直がくるので直ぐに手を合掌させますが、組ませていたようですが穏やかな様子だったそうです。
顔も時間が経つに従ってよりきれいになり、寝姿に近かったようです。こんなに安らかな姿を見て「長い間ご苦労様でした」とつい言葉を掛けられたようです。
その話を聞いて「道を得た人は死後の硬直もなく、諸天の仙佛に迎えられて極楽浄土に帰られました。悟りの法を得ているので迷うこともなく、一気に帰天されましたよ」と話しました。
死後の亡き母親の状態を、静かに見守られたわけです。
「そういわれたらそうかもしれません。生前に道を得る儀式をしていただいていたことが、最高の親孝行になりました」と感涙を流されました。
鍼(ハリ)・整体・エステ 皇法健康所
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