広島出張　(31－3)

　　　　　　新年度に向けて

　年度末が終わり、新しい仕事場の内示をいただいた学童の先生が「異動希望については家族等の状況を話して希望しません」と提示したそうです。

　しかし大所高所の立場で上層部が考えたとき「どうしても現場の状況から判断して異動していただき、現場の落ち着きを取り戻して欲しい」ということになったようです。

　この方は毎年度「ご縁あってこの一年一緒に学び合うことになるので、気持良く皆さんが過ごしていただくために、自分として何をして上げたらいいか」と=地場改善=等の相談を受けます。

　それをしたことでご本人が一番落ち着いて任務を遂行し「今年一年気持ち良く過ごせました」とお礼の報告をいただきます。

　今までは帰りに両親に声を掛けいたが、今度は遠くなるそうです。そこで「お父さん今までは毎日寄れたが、新年度からはそれが出来ません。時間作ってきますのでと元気でいて下さいよと話してみられたら如何ですか」といいました。

　すると「そうしたら心配かけないようにしようと、元気を取り戻すかもしれません、ものは考え方・いい方ですね」と力強い言葉が返ってきました。

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