疲れていませんか（2）

　　　　　　　疲れていませんか（2）

　顔色が良くなってきたころから、会話も弾みだして最近の出来事の中で「アナタ疲れていません」と、お客さんに言わせたことを一番気にされていました。

　いかに気丈夫にふるまっていても、見る人が見たら判ることを知り、これでは美容師としてはイエローカードから、レッドカードを出された感じだったようです。

　腹部の膨満感は温熱で温め、その流れを足の水性・木性・土性の経絡を使って足先まで流していくと、今まで冷たかった足裏が温もってきました。

　それを伝えたら「足が温もってきたので体全体が息を吹き返した感じになりました」といわれたので、先ほどした＜プチ整顔＞の様子を再度見てもらいました。

「先ほどよりもっと引き締まった顔になりました、これを早くお客さんに見て欲しいです」といわれる姿が「色々と心配かけて申し訳ありませんでした、自分の体を調整していただき、皆さんにいい状態で接していきたいですという気持ちが出てきました」といわれました。

　全てが終わり大鏡で見ていただくと「顔はスッキリ、目がハッキリして、浮腫んだ顔がシャープになり、猫背気味の姿勢がシャキッと背骨が伸びています。

　時間ができたらという姿勢ではなく、自分が時間を作ることが大事ですね」といわれる声に張りが出ていました。

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