体力づくりのつもりが
体力づくりと心身の鍛錬のために、新陰流の剣術を習っている方が「講師との対戦でぶつかったはずみで体に衝撃が走り、肩から首筋にかけて、軽いむち打ち症状的な痛みが出て困っています」といわれてこられました。
定年退職されてから、第二の就職をされていますし、余暇に剣術を習って今では3段になられたようです。段位が上がってくると、練習もハードになるでしょうし、切るか切られるかという真剣勝負の中でのせめぎあいも当然起こるでしょう。
話を聞くと暑がりだからと言って、今年の夏はことのほか冷たいものを飲用されたようです。表面的には温かいのですが、芯が冷えていますので、水性の腎系統の疲れと、筋肉の固さの木性の肝系統に疲れがたまった状態での戦いで、体に異常が出たのでしょう。
体剖観察で肩と首筋にも固さが診られたので、皇希水をふくろはぎに押し入れて事前の解しをして通常の施術をし、遠赤ドームの中で一寝入りしていただきました。
仕上げの段階で、火性の心臓系統と肝・腎・脾の陰系の足の三陰交にパワーシートを貼り、皇希水での解しをしました。
付き添いでこられた奥さんに、処置をした方としてない方の違いを体験していただき、帰られてからのご主人に対しての施術のアドバイスをしました。
「施術をしているつもりのようですが、もう少し核心に触れる施術をしてあげて下さい」とお願いしました。
鍼(ハリ)・整体・エステ 皇法健康所
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