この年になったら

　　　　　　　　　７０歳代の体の手入れ

　月一回はご自分の体の手入れに来られていた方が、ご主人が旅立たれたら何となく時間の調整が難しくなってきたのか、少しづつ遠のいてきているようです。

　自分の趣味もあり、人からの依頼もあり、孫が部活で故障したらまずは連れてこられています。

　昨年末中学３年生の孫が、野球をしていてサウスポーということで高校の顧問から誘いがあったようです。

　しかし、本人は左肘が痛くて投げられないで困っているという話を聞いて、状況確認のために病院に行かれて検査を受けたが「骨に異常がない」といわれたが、肘の痛みがなかなか取れないし、ここは婆ちゃんの出番ということで連れてこられました。

　投げられないと推薦試験は受けられないし、仕事時間外でしたが「とりあえず推薦試験が受けられる状態にして下さい」ということでした。

　左肘のところに皇希水を使って、屈伸・回転の動作ができるように事前の調整をしてから通常の施術をし、気になる個所を婆ちゃんの指を借りて何カ所か限定して快痛点の<瘀血処理>をしました。

　全ての施術が終わり「肘を使って投げてみて下さい」と指示をしたら、最初はこわごわでしたが次第に力が入ってきて「痛みもなく思い切って投げられます」と報告したら、婆ちゃんは「良かったね、これで推薦試験も受けられますね」と安堵されました。

　今回来られたのは、ご自分の体の調整もさることながら「孫が誘いがあった高校の推薦試験に無事合格しました」という報告も兼ねてでした。

　親はなかなか時間が取れないようですが、母親が近くにいて何かがあったらすぐに頼まれますし、部活でで故障したら今までも何回か連れてこられいましたが、今回も孫の進学の応援ができたことを喜ばれていました。

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