母親の介護に対して
父親が昨年亡くなり、広い屋敷に足の不自由な母親を一人にしていくわけもいかず、自分の家に連れてくるにしても、主人・子供との折り合いがいかがなものか、その間に入って自分自身が倒れてしまうのではという心配もあり、母親をケアハウスに入所していただきました。
自分としては申し訳ないという気持ちで、時間を作って見舞いとお世話に行かれていますが、そのときに母親から浴びせられる恨み・つらみの言葉に耐えられず、見舞いに行くのが怖くなり、さらに仕事に行く気持ちにもなれずに、とうとう病院にかかって=自立神経失調症=という診断書で今病欠されている方がおられます
一人で見舞いに行くのが怖くなり、ご主人に付いてきてもらって、母親の様子を見てもらわれたそうです。
ご主人が「よく母親のいわれることに耐えられたね、あの言葉を聞いたら精神状態もおかしくなる。それで自律神経失調症になっても致し方ないことだったね」と労わりの言葉をいって下さったようです。
"これほど私のことを心配してくれる主人だったのかと反省"
しかし「あなたにとって母親は一人しかいないのでしょう、嫌な気持ちで行けば=倍の嫌なことが返ってくる=といわれているではないか。
だとしたら、見舞いに行くのが楽しいというにはもう少し時間が必要になるだろうが、優しく・労わるという気持でいかれたらいかが」
「一回行くたびにお別れが近くなるわけだから、今よりももっと優しく母親との時間を大切にしてあげて下さい」と励まされたそうです。
そのような気持ちでご主人と二度・三度と見舞いに行かれたら、あの恨み・つらみの速射砲のような言葉はどこにいったのか、心穏やかな母親の姿を見られたそうです。
良いことも倍返し、悪いことも倍返しということは、それなりに頭では理解していたつもりです。
しかし、私の母親は普通の人とは違うと思っていた自分の心の寂しさを反省し、これから見舞いに行くときには=優しく・ねぎらいの気持ち=で、一回ごとを大切にしたいといわれる顔の表情がとても優しくなられていました。
体調を整えられることで、次第に気持ちが落ち着き、優しくなっていかれる姿を拝見できることに、私の方が感謝したい気持ちになります。
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